「にじり口」は肩書きを脱ぎ捨てる境界線。多忙なリーダーが自分を再起動した2時間(寺尾健治様)

「茶道は敷居が高い」「作法が難しそう」……そんな先入観を鮮やかに裏切る、五感と精神の旅。多忙な日々を送るリーダー、寺尾健治様が体験したのは、単なる「お茶を飲む時間」ではありませんでした。

スマホを置き、庭を歩き、小さな入り口をくぐる。そのプロセス一つひとつが、積み上げてきた肩書きを削ぎ落とし、本来の自分へと還る儀式となっていく。AI時代にこそ求められる「自分の哲学」を深めるための、濃密な2時間の記録です。

目次

お茶を通して、自分の哲学を深める

鬼平犯科帳のエンディングテーマである ジプシーキングス「インスピレーション」を 脳内再生しながら読んでください。

脳内で再生は始まりましたか? 分からなければ検索してみてください。

それでは。

GWに埼玉県でお茶の体験をしてきました。 表千家の小林 淳子さんの茶道教室です。

茶道といえば お茶室での作法をどうしたらいいか? 敷居が高いイメージですよね。 そんなイメージとは全く違って

いわゆるお茶室だけの ・お茶をたてる ・お茶をいただく というような茶道体験ではなくて。

何が違うかというと 一連の流れをひとつひとつ五感で体験できる、精神性の高い茶道体験でした。

「今ここ」に集中するために。スマホを捨て、庭を歩く

実際の動線はどんなものかというと。

まず。 待合室で白湯をいただきながら 壁にかかっていた「明鏡止水」の掛軸に おじぎをして心をととのえます。

色々と写真も撮りたいところですが 「今ここ」に集中するために、スマホはカバンにしまっておきます。

そこから庭に出て 外腰掛けに座り 庭の景色を眺めながら さらに心をととのえます。

中門を開いてしゃがみ 我を削ぎ落として ここで門の向こうの亭主と挨拶します。

中門を通ると 石臼の「つくばい」にしゃがみ込み お水で手などを清めます。 ここで汚れだけでなく 先入観も一緒に落として、初心に戻ります。

「にじり口」という境界。ただの自分に戻る瞬間

そして有名な「にじり口」。 かがんで小さな入口を通ることで 身分をなくして 誰もが平等な関係を築きます。

いまの肩書きにしばられない ただの「寺尾健治」になる瞬間でした。

お茶をたてる お茶をいただく という作法の前に お茶室とはどういうものか? 五感で味わえるものだと伝われば嬉しいです。

AI時代に問われる「生き方」と「あり方」

淳子先生からお茶をいただき 自分でもお茶を点てる体験をして おもてなしの極意を垣間見ました。

余計なものを削ぎ落として 目の前に全集中して 今ここに一所懸命になる。 お互いを感性で味わい尽くす。

豊かさの価値観が変わり AIの普及で生き方やあり方も問われてくる時代に 「自分がどう生きるのか?」 自分の哲学を深める時間になりました。

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この記事を書いた人

茶道リトリート®︎ 主宰|小林 順子 世界最大級の教育プラットフォームUdemyにて、茶道メソッドが累計500本以上完売。 「今ある感性を高める」をコンセプトに、経営者・リーダー層向けの「茶道リトリート®︎」を展開。マインドフルネスの源流である茶道を通じ、ビジネスの決断力と美意識を研ぎ澄ます「静寂の場」を提供している。

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