「ずっと楽しみにしていました」と、心待ちにしてくださっていた霧立様。そのお気持ちにお応えできるよう、一年の平穏を祈る「無事」の掛け軸や、運を呼び込む「運盛り」のお料理など、今の季節ならではの物語を散りばめてお迎えいたしました。茶事の流れ一つひとつを慈しみ、細やかなしつらえに込められた意図を丁寧に見出してくださる霧立様との時間は、亭主としての私にとっても、まさに「一座建立」の喜びを感じるひとときでした。
念願の茶室訪問。露地から小間まで、静謐な茶事の流れを辿る
小林 淳子先生のお茶室にて、茶事のおもてなしを頂きました。 素敵なお茶室を拝見したく、ずっと楽しみにしておりました。 そして、念願の訪問。
・寄付き(待合室)で説明 ・露地(お庭)へ ・水屋でお清め ・広間茶室にて炭点前後 ・茶事会席 ・濃茶、薄茶、お菓子 ・小間茶室へ
季節に合わせて、掛け軸、水指、茶碗、釜、懐石を準備して頂き、おもてなしの心を五感で感じました。
「運」を盛り、「無事」を祝う。細部に宿るおもてなしの美学
寄付きで、お多福のお茶碗で白湯でほっこり。 運がつくように、野菜の運盛り。 「ん」がつくお野菜で。
掛軸は「無事」。 1年無事に終えられる事に感謝して。 懐石の器には干支が使われていたり。 細部にわたり、おもてなし、しつらえの美学を感じました。
五感で受け取るメッセージ。日本人に生まれた喜びと新たな決意
五感すべてを使って受け取ったおもてなし。 小林先生が整えてくださった空間には、言葉にせずとも伝わってくる温かなメッセージが溢れていました。
日本人に生まれたからには、「日本の美の世界」を習得したいと思いました。 素晴らしい時間を、本当にありがとうございました。
